合成有機化学
二酸化炭素固定化触媒や蛍光色素を開発しています。二酸化炭素は温室効果ガスであると同時に再生可能な炭素資源でもあるため、二酸化炭素固定化反応はカーボンニュートラル社会をつくる上で重要な分子技術です。蛍光色素や円偏光発光色素は有機ELをはじめとするさまざまな有機材料への応用展開が期待できます。有機合成を駆使してこれらの課題に挑戦しています。
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円偏光発光(circularly polarized luminescence, CPL)は左円偏光と右円偏光が異なる強度で発光する現象であり、CPL色素は3次元ディスプレイやセキュリティインクなどの応用が想定されています。固体発光色素は有機ELなどの様々な有機材料への応用が期待されています。