統合ゲノム育種学

統合ゲノム育種学

近年は世界的な人口増加のみならず気候変動や環境破壊、さらには食の安全といったさまざまな社会的需要に対応した新しい作物の開発が求められています。今世紀になって急速に発展した生物工学や情報科学は育種現場においても重要なツールとして導入が進み、今後は有用な遺伝子や農業形質を多様な遺伝資源から見出して品種開発につなげるパイプラインの開発が重要となります。私たちはこのような取り組みを加速させる育種技術の開発に取り組んでいます。

 

  • 教 授 :山本 敏央 Prof. YAMAMOTO Toshio
  • E-mail:yamamo101040@(@以下はokayama-u.ac.jp を付けてください。)
  • 専門分野: 作物育種/ゲノム/染色体/倍数性/バイオインフォマティクス

 

研究者総覧  SDGsの取り組み

多様なイネ遺伝資源が持つ有用農業形質の探索と活用

複数品種の積み上げ交雑からなる多系交雑集団を作出し、新しい遺伝子の探索やこれまでにない変異を生み出す育種集団としての可能性を検証しています。またアジアとアフリカの栽培イネの雑種4倍体のゲノム解析を通じて遠縁種間の倍数性育種の実現を目指しています。

 

  • 准教授 :長岐 清孝 Assoc. Prof. NAGAKI Kiyotaka
  • E-mail:nagaki@(@以下はokayama-u.ac.jp を付けてください。)
  • 専門分野: 作物育種/ゲノム/染色体/倍数性/バイオインフォマティクス

 

研究者総覧  SDGsの取り組み

動原体改変による半数体の作出

半数体は倍加半数体による育種年限の短期化に利用できますが、半数体が得られる種は限られています。近年、動原体の機能を部分的に失わせた系統を用いた半数体作出法が報告されました。私たちは、これまでの基礎研究で得られた結果を活かし、この方法の簡便化および多くの種で利用可能な半数体作出系を開発しています。

 

  • 助 教 :古田 智敬 Asst. Prof. FURUTA Tomoyuki
  • E-mail: f.tomoyuki@(@以下はokayama-u.ac.jp を付けてください。)
  • 専門分野: 作物育種/ゲノム/染色体/倍数性/バイオインフォマティクス

 

研究者総覧

バイオインフォマティクスと統計遺伝学に基づく高効率迅速育種法の開発

大規模な環境変動に対応するために、効率的な作物育種法の開発が必要とされています。従来の育種法では、複数回に渡る交配と形質調査を繰り返すため長い時間を要します。そこで、蓄積されてきた遺伝学や作物学におけるデータとゲノム情報をフル活用し、育種プロセスを短縮する新たな手法の開発を目指します。

 

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