動物生理学

動物生理学

家禽をモデルとした感染症における病態形成機構や免疫機構の解明を通して生体恒常性維持に役立つ知見を得る。主な研究テーマは、①病気の発症機構の解明、②感染症に対する防御効果あるいは症状緩和効果のある有用微生物・作物・成分等の探索やこれらを利用した家畜用ワクチン開発、③牧場に出現する野生動物の保有する病原体に関する研究、である。

  • 教 授 :畑生 俊光 Prof. HATABU Toshimitsu
  • E-mail:hatabu@ (@以下はokayama-u.ac.jp を付けてください。)
  • 専門分野:ニワトリ/病態生理学/病原性細菌/寄生虫学/乳酸菌/ワクチン開発

研究者総覧 

天然アミノ酸である5-アミノレブリン酸 (5-ALA) は極めて少ない容量で鶏コクシジウム症に対する症状緩和等の効果がある。乳酸菌も鶏コクシジウム症に対して有効であるが、5-ALAを産生できない。そこで、これらを組み合わせた5-ALA産生乳酸菌を作製し、その感染症に対する効果について研究している。

①寄生虫感染をモデルとした宿主の病態形成機構の解明
②乳酸菌や天然アミノ酸のもつ腸内環境維持や感染症に対する有用性に関する研究
③乳酸菌を応用した家畜用ワクチンの開発研究
④野生動物の保有する病原体の保有状況に関する研究


  • 助 教 :勝俣 沙智 Asst. Prof. KATSUMATA Sachi
  • E-mail:s.katsumata@(@以下はokayama-u.ac.jp を付けてください。)
  • 専門分野:動物生産科学/栄養生理学/飼料/家禽/反芻動物

 

研究者総覧 

ニワトリの栄養生理に関する研究
・絶食ストレスが骨格筋タンパク質分解と鶏肉品質に及ぼす影響
・生体におけるストレス応答が鶏肉の熟成機構に及ぼす影響

反芻動物の栄養生理に関する研究
・ウシにおける機能性飼料給与効果の解明
・黒毛和種雌牛の繁殖成績と糞便細菌叢との関連解析

 

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