細胞システム化学

細胞システム化学

細胞レベルのシステム生物学を農芸化学の視点で追究する。1)応用微生物である酵母細胞の成り立ちをシステムとして理解し物質生産などの応用に結びつける。2)細胞システムの連携をつかさどる糖鎖の機能を解明し応用する。

  • 教 授 :守屋 央朗 Prof. MORIYA Hisao
  • E-mail:hisaom@ (@以下はokayama-u.ac.jp を付けてください。)
  • 専門分野:真核生物/システム生物学/応用微生物

 

研究者総覧  ホームページ

過剰発現すると毒性を発揮する酵母タンパク質が作るネットワーク

酵母を対象とし、過剰発現という摂動を使い、細胞というシステムの設計原理を理解したいと考えている。具体的には、「過剰発現すると害をなすタンパク質はどんなものなのか? 」、「過剰発現すると害をなすタンパク質は細胞にどんな悪さをするのか?」 、「過剰発現すると増殖に有利に働くタンパク質とは?」、を調べることから細胞システムの成り立ちを考えるテーマが進行中。

FOCUS ON:酵母が必要としている栄養素を酵母に語らせる技術を開発

 

  • 准教授 :前田 恵 Assoc. Prof. MAEDA Megumi
  • E-mail:mmaeda@ (@以下はokayama-u.ac.jp を付けてください。)
  • 専門分野:真核生物/糖鎖機能化学/免疫学

 

研究者総覧

花粉アレルゲンに結合する抗原性糖鎖の分子モデル (コア構造部分)

真核生物は,糖鎖を合成し,それらをタンパク質や脂質に結合させた高機能性の生体分子を創る。これらの糖鎖複合体は,多細胞生物の発生・分化・成長で重要な役割を担うとともに,アレルギーやがんなどの疾病に関与する。私達は,植物糖鎖の生理機能を解明するための研究と,糖鎖機能を植物育種,機能性食品開発,薬剤開発に利用する応用研究を行う。

 

 

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