神経制御学
本能行動や高次脳機能におけるニューロンの生理,形態,分子化学,及びネットワークの研究
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「脊椎動物の行動制御機構」に関して,特に神経内分泌学的調節機構・性差構築機構について,研究しています。研究対象は,脊椎動物に共通する生命現象の行動レベルでの調節機構を明らかにするため,哺乳類(ラット・マウス)を中心に,鳥類,両生類,魚類なども研究対象として扱っています。最近では,系統発生学的見地から無脊椎動物(扁形動物ヒラムシ)も視野に入れ,より動物界に普遍的な行動の神経制御機構の解明を目指しています。
プレスリリース一覧
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アンドロゲン受容体の重複進化による、“かたちと繁殖行動”の多様化〜魚類のオスの装飾的なかたちや求愛行動を爆発的に進化させた起爆剤を解明〜(2023年03月27日)
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二孔チャネルはオキシトシン放出を促すことにより社会行動を制御していることを解明(2023年02月15日)
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ラットが目を掻く際、「利き足」が存在(2022年10月24日)
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長引くかゆみ、何回も引っ掻くと神経で増えるタンパク質が原因!~かゆみ治療薬開発への応用に期待~(2022年05月02日)
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慢性疼痛からの自然回復に必要な細胞を世界で初めて発見!~ミクログリア細胞の驚くべき変化~(2022年04月01日)
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原始左右相称動物・扁形動物の“原型(プロトタイプ)脳”から神経内分泌系の進化起源を特定(2022年03月05日)
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ご先祖様だと信じてきたもの、実は叔母のような関係?カエル抗菌ペプチド「ボンベシン」と哺乳類神経ペプチド「ガストリン放出ペプチド」とは異なる進化系譜だった(2021年07月29日)
- 女性は「かゆみ」に敏感? -女性ホルモンの変動により「かゆみ」の感じ方が変わるしくみを解明-(2021年07月27日)