持続可能社会システム学

持続可能社会システム学

持続可能社会システム学

データサイエンス・ゲーミフィケーションを用いたエシカル消費の行動変容研究:エシカル消費について先導的に取り組んでいるパルシステム生活協同組合の協力の下、組合員に対してエシカル消費の行動及び態度・認知・属性等に関するアンケート調査を実施するとともに、3か月分の購買データを本人同意・個人情報除外の条件で取得して統合解析した。要因構造の検討に当たっては、近年様々な分野で分類・予測に対する有用性が示されつつある「ベイジアンネットワーク」の手法を適用し、エシカル消費行動の要因関連の全体像を解明するとともに、高い啓発効果が期待される要因を特定した。

  • 准教授 :松井 康弘 Assoc. Prof. MATSUI Yasuhiro
  • E-mail:matsui@(@以下はokayama-u.ac.jp を付けてください。)
  • 専門分野:廃棄物/事業系食品ロス/木質バイオマス燃焼灰/3Rs/行動変容/行動モデル/ベイジアンネットワーク/ライフサイクルアセスメント(LCA)/地理情報システム/収集・運搬

 

研究者総覧  リサーチマップ

 

事業系食品ロスの需給マッチング:令和4年10月(食品ロス削減月間)にデパート・スーパー等の食品売場のライブ中継による食品ロス削減の取り組み「のこり福キャンペーン」を実施した。(株)岡山髙島屋他5事業者・店舗の食品売場にライブカメラを設置して中継画像を配信するとともに、画像内の商品名・価格・割引率等のデータを提供するスマートフォン用のWebアプリを開発した。データが得られた4社中3社で21-56%の食品ロス削減が確認され、キャンペーン翌月も削減効果が持続した。

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