水系保全学
日本の陸地・淡水・浅海等の環境においては,さまざまな人工改変や攪乱によって現時点で1000種以上の貝類が絶滅の危機に瀕しています。しかも,それらの多くは大きさがわずか数mmと微小なため,研究は著しく遅れており,人類によって認識すらされないまま滅びつつある種が多数あります。彼らを救うには何をすべきでしょうか? いつ,どこで,どんな種が,いかに棲息しているかが判らなければ救けようもありません。水系保全学研究室では貝類の分類・棲息状況等の基礎的な検討を行い,保全対策に直接活かしています。
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プレスリリース一覧
- 渦中の「ハチの干潟」(広島県竹原市)からサクラガイ属二枚貝の新種を発見!(2022年06月14日)
- 「忘れ貝」可憐な新種とそのゆくえ 万葉集・土佐日記にいう貝たちの「もののあはれ」と「鎖国の名残」(2021年07月16日)
- またしても、新種と知らずに食べていた!-食用海産巻貝類「シッタカ」の一種、クサイロクマノコガイ-(2020年12月17日)
- 驚愕の新種! その名は「サザエ」 〜 250年にわたる壮大な伝言ゲーム 〜(2017年05月19日)
- 驚異の新種! アキラマイマイ~「晴れの国おかやま」を象徴するかたつむり~(2015年01月16日)