環境および時間生物学
環境と時間生物学に関する研究をしています。
![]() |
|
---|
専門は、時間生物学です。昆虫をモデルとして、体内時計(概日時計)の神経メカニズムを研究しています。特に、キイロショウジョウバエを用いた遺伝学的な研究手法を用いています。
![]() |
|
---|

インドネシア・スラウェシに固有のメダカ科魚類の示す多様な表現型
真骨魚類は、水圏の様々な環境に適応し多様化した分類群である。我々は、その表現型多様性をもたらす分子遺伝基盤やその進化機構の解明を目指して研究を行っている。特に、東アジア・東南アジアで多様化したメダカ科魚類をモデルとして、性的二型の多様化や種分化に着目している。併せて、ゲノム編集技術の開発・改良や水産生物の育種に関する研究も実施している。
![]() |
|
---|
動物と藻類の共生メカニズムの解明
動物と藻類の共生は様々な動物種で見られる普遍的な現象であるが、その相互関係や進化過程は種によって様々である。我々は、体内に共生藻を持つ刺胞動物や無腸動物に見られる独自の生態に注目し、生物間相互作用や適応進化の分子メカニズムを遺伝子・ゲノムから解析している。研究は牛窓臨海実験所で行っており、DNA情報を利用した様々な水圏生物の分布や生態の調査も実施している。