農作物利用学
園芸作物におけるポストハーベストや花・果実の形質デザインを目指した幅広い科学に取り組んでいます。主にゲノム情報に基づいた果樹作物の進化や多様性、植物の性決定のメカニズム解明を基点としていますが、分野横断型の遺伝子・画像情報に基づく果実の形質に関するAI解析なども並行して推進しています。
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園芸作物の「生殖」(つまり「花」や「果実」)における発達・認識メカニズムやその進化過程に興味を持っており、遺伝子・ゲノム解析だけではなく、進化学・集団遺伝学・情報科学(AI技術)など、なんでも駆使して解明に挑んでいます。得られた知見から遺伝子編集などを通じた形質デザインに挑戦し、最近は栽培現場に近い「AI農業(スマート農業)の実装」などにも手を出しています。
キウイフルーツのゲノム解読が「性染色体進化の定説」を覆す