植物ストレス制御学

植物ストレス制御学

動物のように移動できない植物は周りの環境から日々様々なストレスを受けており、それを克服して初めて生育できます。本研究分野では植物が受けるストレスのうち必須養分の過不足や有害元素の過剰に起因して植物が受ける「ミネラルストレス」に着目して、植物の持つ耐性機構の解明に取り組んでいます。そして安心安全な作物の安定的な生産に貢献できればと考えます。

  • 教 授 :馬 建鋒 Prof. MA Jian Feng
  • E-mail:maj@(@以下はrib.okayama-u.ac.jp を付けてください。)
  • 専門分野:植物ストレス、ミネラル輸送、トランスポーター

 

研究者総覧

  • 准教授 :山地 直樹 Assoc. Prof. YAMAJI Naoki
  • E-mail:n-yamaji@(@以下はrib.okayama-u.ac.jp を付けてください。)
  • 専門分野: 植物ストレス、ミネラル輸送、トランスポーター

 

研究者総覧

  • 准教授 :三谷 奈見季 Assoc. Prof. MITANI Namiki
  • E-mail:namiki-m@(@以下はrib.okayama-u.ac.jp を付けてください。)
  • 専門分野:植物ストレス、ミネラル輸送、トランスポーター

 

研究者総覧

効率の良い養分吸収システムの構築と有害金属の吸収制御

高等植物から初めて同定されたケイ酸輸送体Lsi1とLsi2

植物はその要求量に応じて輸送体の発現を制御し、養分の吸収や分配を調節していますがそのメカニズムの多くは未解明です。私たちは根の養分吸収や有害金属の無毒化に関与する輸送体の同定を行いその制御機構を明らかにすることによって、効率的な養分吸収システムの構築を目指しています。

 

ミネラルリッチで有害金属フリーな食物の作出

イネの穀粒中のカドミウム量を減少させるメカニズムを解明

我々は植物のミネラル輸送体を研究することにより可食部に必要なミネラルを優先的に分配し、有害な重金属を集積しないよう制御できると考えます。特にイネ科植物の節は栄養素を分配する重要な器官ですが、そこで働く輸送体の多くは未解明です。節で発現している輸送体の同定、発現制御などを積極的に行い、ミネラルリッチで有害金属フリーな食物の作出に貢献します。

 

 

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