都市・交通計画学
持続可能な都市を実現:少子・高齢社会において、持続可能な都市が求められています。安心・安全で活力のある都市と交通を実現するために、環境やひとの生活に配慮した効率的な都市・交通計画について研究しています。具体的には、交通安全、公共交通、バリアフリーを切り口とした交通まちづくり、人口減少過程で発生するスポンジ化現象の実態解明及びコンパクトシティ化の検討、景観に配慮したまちづくりと歴史的・文化的な土木遺産を対象に地域の独自性を活かした歴史に沿ったまちづくりの施策について研究しています。
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道路空間における歩行は,「単路部における道路に沿った歩行」と「横断部における横断」の2つに分類でき,この両方の歩行の安心安全を担保することが,歩きたくなる歩行空間を提供する上で重要である。本研究では,VRシミュレーションを用い,横断歩道を渡る歩行者がいる際に自動車の停止率を高めると同時に,歩行者が安心・安全に横断できる無信号横断歩道の構造を明らかにした。
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持続可能な都市構造や交通システムの実現のための都市・交通計画に関する研究をしています。例えば、人口減少下における都市のスポンジ化現象の解明、環境にやさしく、住みやすい都市の構造とその実現方策、自家用車に過度に依存しない人中心の都市空間の再構築などです。そのほか、交通渋滞や環境問題の解決に向けて、人間の心理面に働きかける行動変容研究も進めています。