機能材料学
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機能材料学

半円形状まで作製後,450℃で加熱すると自発的に変形が進展する合金

 

形状記憶合金は変形後,加熱すると元の形状に戻る材料ですが、当研究室では形状記憶合金とは逆に,加熱するとどんどん変形する合金を開発しました。この現象はこれまで困難である高強度薄肉管の製造などに適用できます.また加熱すると縮み,冷却すると伸びる普通とは逆の熱膨張率を持った材料や,1種類の合金でバイメタルの動きを引き出す新奇な合金開発を進めています.

  • 准教授 :竹元 嘉利 Asst. Prof. TAKEMOTO Yoshito
  • E-mail:tanutake [at] okayama-u.ac.jp 
  • 専門分野: 構造材料/複合材料/機能材料/微細組織

研究者総覧

加熱によって自発変形するチタン合金

曲げた状態で加熱したチタン合金の自発変形

形状記憶合金は加熱によって元の形状に戻りますが、当研究室ではわずかなひずみを与えて加熱すると、その方向に自発変形するチタン合金を開発しました。この現象は従来困難である高強度薄肉管の製造などに適用でき、チタンの軽量,高強度,高耐食性が十分に発揮されます。

 

 

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