都市・建築環境学
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都市・建築環境学

人間活動を維持するためにはエネルギーを消費しなければなりません。しかしながら、エネルギーを消費することは資源枯渇や地球温暖化などの地球規模の環境問題を引き起こすだけでなく、ヒートアイランド現象や大気汚染などの地域(都市)規模の環境問題も引き起こします。鳴海研究室では、持続可能な地球を維持しつつ、快適な都市環境を実現するために、これから構築していくべき都市や建築の在り方、また、それらを機能させるために必須となるエネルギーシステムの在り方やその利用に関わるリテラシーを明らかにするための研究教育を行なっています。

  • 教 授 :鳴海 大典 Prof. NARUMI Daisuke
  • E-mail:narumi-daisuke@(@以下はcc.okayama-u.ac.jp を付けてください。)
  • 専門分野:持続可能な都市・建築設計/カーボンニュートラル/エネルギーシステム/ヒートアイランド

 

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ゼロカーボンシティ実現に向けた持続可能都市・建築のあり方

日本政府は2050年にカーボンニュートラルの実現を目指していますが、この実現のためには、再生可能エネルギーの積極的な導入はもちろんのこと、都市構造の変革やZEB・ZEHの実用化・普及など、脱炭素化に向けたイノベーション創出を継続的に推進していくことが不可欠です。研究室では、近未来の持続可能都市・建築設計手法の在り方を確立すべく、シミュレーションを用いたCO2削減対策の評価をおこなっています。

 

都市における気候変動の暑熱影響と適応策

東京や大阪などの大都市では地球温暖化に加えてヒートアイランド現象の影響により急速に温暖化が進行し、エネルギー・資源や健康リスク,大気汚染など、都市生活者に様々な影響を与えています。研究室ではヒートアイランド現象の都市生活者に対する環境問題としての側面に着目し、ヒートアイランド現象に伴う功罪を可能な限り定量化するとともに、ヒートアイランド対応に関わるルールを検討しています。

 

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