環境プロセス工学

環境プロセス工学

環境プロセス工学

環境低負荷な化学プロセスの開発
未利用資源から有用物質を生産する化学プロセスや生体を真似た分離プロセスなど環境低負荷な化学プロセスの開発を行っています。

  • 教 授 :木村 幸敬 Prof. KIMURA Yukitaka
  • E-mail:yktkkimu@(@以下はcc.okayama-u.ac.jp を付けてください。)
  • 専門分野:環境低負荷な化学プロセス/生体ミメティクス

 

研究者総覧 

 
  • 准教授 :島内 寿徳 Assoc.Prof. SHIMANOUCHI Toshinori
  • E-mail:tshima@(@以下はokayama-u.ac.jp を付けてください。)
  • 専門分野:環境低負荷な化学プロセス/生体ミメティクス

 

研究者総覧 

新しいボトムアップ方式のナノエマルション調製法である亜臨界水乳化法に着目した研究を行っている。亜臨界水は通常の水とは異なる、低い比誘電率と高いイオン積を有している。この低い比誘電率の性質を利用し、非極性である油相を亜臨界水に溶解させ、油相を含んだ高温の亜臨界水に常温の界面活性剤水溶液を混合して温度を下げることで水から分離してくるO/Wナノエマルションが調製できることを示した。

 

石油代替燃料としてバイオディーゼル燃料(BDF)が注目されている。BDF生産時の副生成物であるグリセリンをアルカリ添加した亜臨界水で処理すると、乳酸に転換できることがわかってきた。生分解性のプラスチック・ポリ乳酸の原料である乳酸を高効率で生産することを目的としてマイクロ流路において亜臨界水条件に瞬間的に温度シフトすることにより、乳酸を高効率(2 minで90%超の収率)を得ることに成功した。

 

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