地球温暖化がもたらす災害の激甚化に備える 世界初“ハイブリッド型長時間飛行ドローン”による防災・減災技術の開発

RESEARCH &
PROJECT

地球温暖化がもたらす災害の激甚化に備える 世界初“ハイブリッド型長時間飛行ドローン”による防災・減災技術の開発

発表のポイント

・地球温暖化がもたらす気候危機が引き起こしている大災害に対処する防災・減災技術は?
・岡山大学は世界で初めて“水中を透過して水面下が見える”光を照射するレーザ機器を開発
・2023 年ドローンのレベル 4(目視外)飛行が解禁!この“空の産業革命”を防災・減災に活かす

現在、ドローンが飛行しながらレーザ光線を照射する測量技術が実用化されたことにより、
山や河の地形を 3 次元で復元することが簡単にできるようになりました。これによって、災害
を予測する、あるいは災害からの復旧を迅速に行うためのデータを効率よく入手でき、防災・減
災技術は大きく進歩しました。ところが、レーザ光は水中を透過しないため、海や河川の水面
下、あるいは降雨時の斜面の地形は見えませんでした。この課題に岡山大学は取り組み、世界
で初めて“水中を透過して水面下が見える”緑色のレーザ光を照射する機器をドローンに搭載
することに成功しました。しかしながら、世界で作られているドローンは電池で飛行するため
に“25 分”以上は飛行できません。そこで、エンジンを搭載することで、“2 時間以上”飛行す
るドローンを開発し、この“長時間飛行ドローン”と“水中を透過するレーザ光”を組み合わ
せることで、気候危機がもたらす災害に対処する“次世代の防災・減災技術”を実現させます。

<詳しい研究内容について>

地球温暖化がもたらす災害の激甚化に備える 世界初“ハイブリッド型長時間飛行ドローン”による防災・減災技術の開発

 

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